移動動物園(読み)イドウドウブツエン

デジタル大辞泉 「移動動物園」の意味・読み・例文・類語

いどう‐どうぶつえん〔‐ドウブツヱン〕【移動動物園】

客の求めるところに動物を移送し、広場などにおりさくを設置して展示する形態動物園

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の移動動物園の言及

【サーカス】より

…外国人が飼犬を呼ぶのに〈カム・ヒアcome here〉といったのを,〈カメや〉と聞いて,洋犬=カメと誤解したことによるものらしい。珍しい動物が輸入されはじめて,明治末には全国を巡回する移動動物園ができ,サーカス団でも曲芸を演ずる動物ばかりではなく,付属の動物園をもって巡業するものもあった。1920年代の大きな移動動物園では,白猿,オランウータン,ラクダ,ダチョウ,ライオン,シロクマ,トラ,ワニ,ハイエナ,ヒョウ,ヒクイドリ,インドゾウなどをそろえて教育参考動物大会と銘打っていた。…

※「移動動物園」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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