稲掛(読み)イネカケ

デジタル大辞泉 「稲掛」の意味・読み・例文・類語

いね‐かけ【稲掛(け)】

刈って束ねた稲を乾かすため、穂を下にして稲木などに掛けること。また、その掛ける木。稲架はさいなぎ。いなかけ。 秋》

いな‐かけ【稲掛(け)】

いねかけ」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「稲掛」の意味・読み・例文・類語

いな‐かけ【稲掛】

〘名〙
① 刈り取った稲を稲木に掛けること。《季・秋》
② =いなぎ(稲木)《季・秋》 〔日葡辞書(1603‐04)〕

いね‐かけ【稲掛】

〘名〙 刈り取った稲を干すために、稲木(いなぎ)などにかけておくこと。また、刈った稲を束ねて、穂を下向けにしてかけて干す具。いなかけ。稲架(いなか・はさ)。稲木(いなぎ)。《季・秋》〔多識編(1631)〕

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