稲本利右衛門(読み)いなもと りえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「稲本利右衛門」の解説

稲本利右衛門 いなもと-りえもん

1788-1854 江戸時代後期の商人
天明8年生まれ。代々農業から呉服太物の行商に転じる。文化12年(1815)同郷の西村重郎兵衛大坂に稲西屋を開店。北関東,北越の織物地域と大坂,江戸をむすぶ商取引で巨利を得,大商人となった。嘉永(かえい)7年2月11日死去。67歳。近江(おうみ)(滋賀県)出身本姓村井。名はのち庄右衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android