稲毛実(読み)いなげ みのる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「稲毛実」の解説

稲毛実 いなげ-みのる

1786-1870* 江戸時代後期の歴史家。
天明6年生まれ。土佐高知の人。漢学岡本寧浦(ねいほ)に,国学和歌今村虎成(とらなり)らにまなぶ。武藤平道と土佐各地を踏査のうえ「土佐国探古録」「古鐘類聚(るいじゅう)」をあらわし,土佐の歴史考古学の道をひらいた。明治2年12月13日死去。84歳。通称は多蔵。号は白頭。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android