稲田神社(読み)いなだじんじや

日本歴史地名大系 「稲田神社」の解説

稲田神社
いなだじんじや

[現在地名]笠間市稲田

上稲田かみいなだの中央、結城街道沿いにある。祭神奇稲田姫命。配祀は布津主命・菅原道真など五柱。旧県社。創建の時期は不明であるが、「延喜式」神名帳の新治にいはり郡三座に「稲田神社名神大」とあり、治承三年(一一七九)の常陸国総社造営注文案(総社文書)に「御経蔵一宇参間 稲田社」、弘安大田文には「稲田社十七丁小」と記される。

鎌倉初期に当地を支配した笠間時朝は鎌倉歌壇の藤原光俊・泰綱ら八人を招いて当社で奉納歌会を催し、次の歌が詠まれている。

<資料は省略されています>

室町末期に戦火に遭って社殿を焼失したが、慶長七年(一六〇二)伊奈忠次が当地を検地の際、同氏の被官磯猪之介が願主となって本殿などを再建

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android