稲麻(読み)トウマ

デジタル大辞泉 「稲麻」の意味・読み・例文・類語

とう‐ま〔タウ‐〕【稲麻】

稲麻竹葦ちくい」に同じ。
「馬回りにかち立ちの射手五百人、…―の如く打ち囲うだり」〈太平記・二六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「稲麻」の意味・読み・例文・類語

とう‐まタウ‥【稲麻】

  1. 〘 名詞 〙 イネアサ。また、幾重にも取り囲んでいるさま、物が多く入り乱れているさまのたとえにいう。稲麻竹葦
    1. [初出の実例]「智人は稲麻のごとし、弘通は竹葦ににたり」(出典:日蓮遺文‐撰時抄(1275))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android