積算(読み)セキサン

デジタル大辞泉 「積算」の意味・読み・例文・類語

せき‐さん【積算】

[名](スル)
数を次々に加えて計算すること。また、その合計した数値累計。「毎月の生産額を積算する」
必要な費用を見積もって計算すること。見積もり。
[類語]合計総計集計合算総和小計累計通算通計推計トータル締め延べ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「積算」の意味・読み・例文・類語

せき‐さん【積算】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 集めて計算すること。数をつぎつぎに加えて計算すること。また、その合計した額。累計。
    1. [初出の実例]「百十数人の座業者が貢ぐ処の料銭、一ト夏積算(セキサン)して数百円に登る事あり」(出典最暗黒之東京(1893)〈松原岩五郎〉二〇)
  3. 工事などの費用を見つもり計算すること。また、その計算した額。見つもり。
    1. [初出の実例]「各省各庁の長は、予備費の使用を必要と認めるときは、理由、金額及び積算の基礎を明らかにした調書を作製し」(出典:財政法(1947)三五条)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「積算」の読み・字形・画数・意味

【積算】せきさん

累計。

字通「積」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android