デジタル大辞泉
「通計」の意味・読み・例文・類語
つう‐げ【通▽計】
《「つうけ」とも》知れ渡ること。広く知られること。多く「国内通計」の形で用いられる。つうけい。
「隠す隠すと私語きけれども、国内―の事なれば」〈盛衰記・一三〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
つう‐けい【通計】
〘名〙
① いくつかの区切り、
段階をひっくるめて、
全体を通して計算すること。また、そのもの。全体の計算。通算。総計。合計。つうげ。
※
令義解(718)
選叙「若廻充
二帳内。資人
一者。亦聴
レ通
二計前労
一」
つう‐げ【通計】
〘名〙 (「つうけ」とも)
※
色葉字類抄(1177‐81)「通計 資用部 ツウケ 計数分」
② 知れわたること。広く知られること。多く、「
国内通計
(こくないつうげ)」の形で用いられる。つうけい。
※
源平盛衰記(14C前)一三「隠す隠すと
私語(ささや)きけれども、国内通計
(ツウケ)の事なれば」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「通計」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報