空路(読み)クウロ

デジタル大辞泉 「空路」の意味・読み・例文・類語

くう‐ろ【空路】

航空機の飛行経路。
航空機を利用すること。「空路パリへ向かう」→海路陸路

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「空路」の意味・読み・例文・類語

そら‐じ ‥ぢ【空路】

〘名〙
① (「そら」は、心もとないの意か) よるべなく心もとない旅路の意か。一説に、旅の途中の意、空へ行く道の意とも。
万葉(8C後)一五・三六九四「夢(いめ)のごと 道の蘇良治(ソラヂ)に 別れする君」
② そら。天空。
測量船(1930)〈三好達治〉鹿「すっかり色の変った空路に、昼まから浮むでゐた白い月

くう‐ろ【空路】

〘名〙
① 航空機の飛行経路。航空路
※影の地帯(1959‐60)〈松本清張〉一「何度も、この空路を商売上往復している彼にとっては」
交通機関として航空機を用いること。
※時のうごき(1947)〈中野重治編〉国民出生「そして席の温まる隙もなく空路で合衆国へと旅立った」

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