穿刺(読み)センシ

精選版 日本国語大辞典 「穿刺」の意味・読み・例文・類語

せん‐し【穿刺】

  1. 〘 名詞 〙 体液または組織採取のため、または薬物などの注入のために、体表面から体腔内、血管内、臓器内に針を刺し入れること。
    1. [初出の実例]「正弘が指の腹を穿刺(センシ)し、極微量の血液毛細管に採取して」(出典:己が罪(1899‐1900)〈菊池幽芳〉中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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