デジタル大辞泉 「窠」の意味・読み・例文・類語 か〔クワ〕【×窠】 瓜を輪切りにした形に似た文様または紋所。一説に、蜂の巣の形ともいう。窠の紋。木瓜もっこう。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「窠」の意味・読み・例文・類語 かクヮ【&JISED72;】 〘 名詞 〙 模様、または紋所の名。もと漢民族が使用した模様で、鳥の窠(す)が卵を包んでいる形のもの。一説に、蜂の巣をかたどったもの、または、瓜を輪切りにした形ともいう。簾(すだれ)の帽額(もこう)に多く用いるので帽額の紋といい、木瓜の字をあてるので俗に瓜の紋ともいう。窠紋。[初出の実例]「凡諸国輸調。〈略〉一窠綾。二窠綾」(出典:延喜式(927)二四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例