窳・窪(読み)いしむ

精選版 日本国語大辞典 「窳・窪」の意味・読み・例文・類語

いし・む【窳・窪】

〘自マ四〙 器物などの形がゆがむ。くぼむ。いしまができる。→窳(いしま)
壒嚢鈔(1445‐46)四「河浜に在て、陶(すへもの)作りする、器もの皆不苦、非(イシマ)

いしま【窳・窪】

〘名〙 器物などに、ゆがみ、くぼみ、きず、割れ目のあること。また、そのもの。
※類従本元永元年十月二日内大臣忠通歌合(1118)「基云〈略〉水もるとは、玉だれのかめなどの、石間あらん心ちぞし待る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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