立て師(読み)たてし

精選版 日本国語大辞典 「立て師」の意味・読み・例文・類語

たて‐し【立師・殺陣師】

  1. 〘 名詞 〙 歌舞伎で、名題役者とお下(しも)という若衆中間に位する中通(ちゅうどおり)という中堅役者の中で、立ちまわりの上手な人。また、立ちまわりの専門の役者。後には、歌舞伎以外の演劇でも立ちまわりの型を考案して立ちまわりの俳優に教える専門職となり、映画テレビなどにも進出した。〔絵本戯場年中鑑(1803)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android