立行司(読み)タテギョウジ

デジタル大辞泉 「立行司」の意味・読み・例文・類語

たて‐ぎょうじ〔‐ギヤウジ〕【立行司】

大相撲で、最高位行司。腰に短刀を帯びて土俵に上がる。現在は木村庄之助式守伊之助

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「立行司」の意味・読み・例文・類語

たて‐ぎょうじ ‥ギャウジ【立行司】

〘名〙 大相撲で最高位の行司をいう。現在は、木村庄之助、式守伊之助の二人で、軍配ふさの色は庄之助が総紫、伊之助が紫白
※東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉下「立行司の格は力士三役に当り、足袋行司は関取格に当るなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の立行司の言及

【行司】より

…行司の階級は軍配の房の色と衣装の菊綴(きくとじ)(胸と袴についている飾房)の色で見分ける。紫房の庄之助が横綱格,紫白房(紫に白糸を混ぜる)の伊之助が大関格で,2人を立(たて)行司という。この両家が最高位置におかれ,短刀,足袋,草履着用。…

※「立行司」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android