立違(読み)たてちがう

精選版 日本国語大辞典 「立違」の意味・読み・例文・類語

たて‐ちが・う ‥ちがふ【立違】

〘他ハ下二〙 互いちがいに立てる。互いに重ならないように立てる。
源氏(1001‐14頃)蜻蛉「几帳どものたてちがへたるあはひより、見通されて」

たち‐ちが・う ‥ちがふ【立違】

〘自ハ四〙 入り交じり立ち交じりする。入れ代わり立ち代わり出入りする。
狭衣物語(1069‐77頃か)四「法師も俗もあけくれたちちがひつつ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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