立野神社(読み)たてのじんじや

日本歴史地名大系 「立野神社」の解説

立野神社
たてのじんじや

[現在地名]緒川村上小瀬 白幡

上小瀬かみおせの南に位置し、北は崖となり崖下を緒川が流れる台地上に鎮座する。祭神級長津彦命級長戸辺命。旧郷社。

社伝によると大化二年(六四六)久自国造物部氏の族立野連が鎮斎したと伝える。「三代実録」貞観一六年(八七四)五月一一日条に「授(中略)正六位上(中略)常陸国立野神(中略)並従五位下」とあり、「常陸誌料郡郷考」には「按後贈位九度なれば明応十年ハ正三位なるへし」と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android