端女郎(読み)ハシジョロウ

デジタル大辞泉 「端女郎」の意味・読み・例文・類語

はし‐じょろう〔‐ヂヨラウ〕【端女郎】

江戸初期、階級最下級遊女見世女郎つぼね女郎
「―は鹿恋かこひより下、見世女郎と言ふなり」〈浮・御前義経記・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「端女郎」の意味・読み・例文・類語

はし‐じょろう ‥ヂョラウ【端女郎】

〘名〙 江戸時代下級の遊女。局(つぼね)女郎。見世女郎。はしつぼね。はしばいた。はしたもの。はしたじょろう。
※仮名草子・色音論(1643)下「あれに見えける上らうはこうしの君と申けり。これをばはし上らうと」

はした‐じょろう ‥ヂョラウ【端女郎】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android