竹本綱太夫(6代)(読み)たけもと つなたゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹本綱太夫(6代)」の解説

竹本綱太夫(6代) たけもと-つなたゆう

1840-1883 江戸後期-明治時代の浄瑠璃(じょうるり)太夫
天保(てんぽう)11年生まれ。義太夫節。3代竹本長門太夫(ながとだゆう)に師事。いったん廃業したが豊竹岡太夫の門にはいり,4代竹本錣太夫(しころだゆう)となる。のち織太夫をへて明治9年6代を襲名美声で知られ,「柳」「鳴門」などを得意とした。明治16年9月24日死去。44歳。江戸出身。本名は斎藤太市。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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