笠鷺(読み)かささぎ

精選版 日本国語大辞典 「笠鷺」の意味・読み・例文・類語

かさ‐さぎ【笠鷺】

〘名〙 コサギのことか。
源氏(1001‐14頃)浮舟「寒き洲崎に立てるかささぎの姿も、所からは、いと、をかしう見ゆるに」
[補注]「笠」が鳥の冠羽を示すものとすれば、日本で冠羽を持つふつうの白鷺はコサギのみである。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android