筧・懸樋(読み)かけひ

精選版 日本国語大辞典 「筧・懸樋」の意味・読み・例文・類語

かけ‐ひ【筧・懸樋】

〘名〙 地上にかけ渡して、水を導く、とい。といをかけて、水を引くしかけ。ふつう、節を抜いた竹や、中心部をくりぬいた木などを用いる。かけどい。⇔埋樋(うずみひ)
※後拾遺(1086)雑三・一〇四〇「思ひやれ訪ふ人もなき山里のかけひの水の心ぼそさを〈源道雅女〉」

かけ‐い ‥ひ【筧・懸樋】

〘名〙 ⇒かけひ(筧)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android