管弦講(読み)かんげんこう

精選版 日本国語大辞典 「管弦講」の意味・読み・例文・類語

かんげん‐こう クヮンゲン‥【管弦講】

〘名〙 仏前読経に合わせて管弦を奏し、仏を讚歎、供養する儀式。また、管弦を奏して死者を弔う法会(ほうえ)朗詠を吟ずる法会を朗詠講、今様(いまよう)を吟ずるのを今様講などといい、中世に盛んに行なわれた。かげんこう。民間では十七夜講に結びつき、一月一七日に行なうところもある。《季・新年》
吾妻鏡‐文永二年(1265)三月九日「今夜於鶴岡若宮宝前、被管絃講

かげん‐こう クヮゲン‥【管弦講】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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