篠屋(読み)シノヤ

デジタル大辞泉 「篠屋」の意味・読み・例文・類語

しの‐や【×篠屋】

篠で屋根をふいた小屋
旅人かりの―に年暮れてけふ二年ふたとせに成りにけるかな」〈永久百首

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精選版 日本国語大辞典 「篠屋」の意味・読み・例文・類語

しの‐や【篠屋】

  1. 〘 名詞 〙 篠で葺(ふ)いた小屋。
    1. [初出の実例]「津の国のあしの葉しのぎ降る雪にこやのしのやも埋もれにけり」(出典:江帥集(1111頃))

すず‐や【篠屋・篶屋】

  1. 〘 名詞 〙 スズタケで造った家。
    1. [初出の実例]「東路の賤のすずやのしたさえて山とよむ迄霰ふる也〈源国信〉」(出典:堀河院御時百首和歌(1105‐06頃)冬)

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普及版 字通 「篠屋」の読み・字形・画数・意味

【篠屋】しようおく

き。

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