篠谷横穴群(読み)しのたによこあなぐん

日本歴史地名大系 「篠谷横穴群」の解説

篠谷横穴群
しのたによこあなぐん

[現在地名]茅ヶ崎市香川 篠谷

香川かがわ集落の最北端高座こうざ丘陵の南縁にあたる丘陵(標高二〇―二五メートル)の南斜面にある。昭和四六年(一九七一)宅地開発工事用道路造成中に発見調査され、横穴一八基が確認された。四段に配列され、断面は尖頭アーチ形とアーチ形で、平面形は羨道玄室が区別できるもの、区別のつきにくいもの、区別のないものがみとめられ、年代によって三群に分類される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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