籠ノ登山(読み)かごのとやま

日本歴史地名大系 「籠ノ登山」の解説

籠ノ登山
かごのとやま

小県郡の北東。滋野しげの村(現東部とうぶ町)と上野国吾妻あがつま大笹おおざさ村(現群馬県吾妻郡嬬恋つまこい村)との境に立つ山。標高二二二八メートル。円錐体の山容をなす。東に浅間山、南に高峰たかみね山・三方さんぼうヶ峰がある。

明治一二年(一八七九)「新張村誌」(長野県町村誌)に「籠ノ塔山(中略)上野との国境にして、山脈浅間嶽に連る、樅・栂・檜・楚・椹・雑木ありて嶺に秀茂す、田代・大笹二村の地籍へ本村に限り秣薪に入来れり」と記されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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