百科事典マイペディア 「粉河[町]」の意味・わかりやすい解説 粉河[町]【こかわ】 和歌山県北部,那賀(なが)郡の旧町。紀ノ川右岸の主集落は西国三十三所第3番札所の天台宗粉河寺の門前町として発達,和歌山線が通じる。ミカンなどの柑橘(かんきつ)類を産し,花卉(かき),野菜栽培も行う。粉河寺の絵巻《粉河寺縁起絵巻》は国宝。2005年11月,那賀郡打田町,那賀町,桃山町,貴志川町と合併し市制,紀の川市となる。77.73km2。1万6854人(2003)。→関連項目雑賀 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報