粗紡(読み)ソボウ

デジタル大辞泉 「粗紡」の意味・読み・例文・類語

そ‐ぼう〔‐バウ〕【粗紡】

紡績工程の初め段階で、原料の綿を引き伸ばしてりをかけ、太い糸状にすること。→精紡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「粗紡」の意味・読み・例文・類語

そ‐ぼう ‥バウ【粗紡】

〘名〙 紡績工程の一つ。練篠(れんじょう)機を経たスライバー、すなわち篠綿(しのわた)繊維を、粗紡機でさらに細く引きのばして縒(よ)りを加えること。
風俗画報‐一六七号(1898)鐘淵紡績会社「粗紡(ソバウ)には十七八才より二十五六才に至る女子を使ひ」

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