紀太理兵衛(初代)(読み)きた りへえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「紀太理兵衛(初代)」の解説

紀太理兵衛(初代) きた-りへえ

1603-1678 江戸時代前期の陶工
慶長8年生まれ。近江(おうみ)(滋賀県)信楽(しがらき)の人。京都粟田口(あわたぐち)で修業する。慶安(けいあん)2年讃岐(さぬき)高松藩主松平頼重(よりしげ)の御用焼物師となり,名を森島作兵衛重利から紀太理兵衛とあらため,高松焼(一名理兵衛焼)を創始野々村仁清(にんせい)風の色絵陶器をつくった。延宝6年3月4日死去。76歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android