紀親文(読み)きい ちかふみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「紀親文」の解説

紀親文 きい-ちかふみ

?-? 南北朝時代神職,歌人
紀俊文の子。紀俊長の父。代々紀伊(きい)日前(ひのくま)・国懸(くにかかす)神宮(和歌山県)の神主。はじめ南朝につかえ,従三位。北朝に転じ,暦応(りゃくおう)3=興国元年(1340)従五位下。のち四位,左京大夫にいたる。「新後拾遺和歌集」に2首,「新葉和歌集」に1首がはいっている。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android