紅波(読み)こうは

精選版 日本国語大辞典 「紅波」の意味・読み・例文・類語

こう‐は【紅波】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 紅色の波。夕日などを受けたあかい色の波。〔拾遺記‐巻一〇・崑崙山
  3. 血が波立つように流れ出ること。また、その血。
    1. [初出の実例]「血は涿鹿(たくろく)の河となって、紅波は楯を流し、白刃骨を砕く」(出典:謡曲・頼政(1430頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android