紛織(読み)まがいおり

精選版 日本国語大辞典 「紛織」の意味・読み・例文・類語

まがい‐おり まがひ‥【紛織】

〘名〙
本物に似せて織ること。また、その織物
※歌舞伎・吹雪花小町於静(お静礼三)(1867)序幕「よしや本場とまがひ織り、比べて見れば見劣りの」
② 唐(から)織りに似せて、京都西陣で織り出した帯地
浮世草子好色一代男(1682)七「帯は薄鼠(うすねずみ)のまがい織(オリ)羽織はごろふくれん」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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