邦楽用語。浄瑠璃(じょうるり)を演技や舞踊なしで独立して演奏することで、素浄瑠璃ともいう。古くは、語物(かたりもの)の演奏に際し、楽器の伴奏なしに語る演奏形式を素語といったが、人形浄瑠璃が発展してくる元禄(げんろく)(1688~1704)ごろから今日の意味に転じた。とくに、義太夫節(ぎだゆうぶし)は音曲(おんぎょく)としても優れているため、人形劇から独立して、早くから素人(しろうと)浄瑠璃や女(おんな)義太夫として、素浄瑠璃の形式で盛行した。本来は歌舞伎(かぶき)舞踊の伴奏としてつくられた清元節(きよもとぶし)や常磐津節(ときわずぶし)でも、舞踊をつけないで演奏される場合、素語、素浄瑠璃とよばれるが、もともと劇場を離れて発達した新内節(しんないぶし)などの浄瑠璃では原則として用いない。
[卜田隆嗣]
発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...
5/20 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫を追加
5/14 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新