絵漆(読み)エウルシ

デジタル大辞泉 「絵漆」の意味・読み・例文・類語

え‐うるし〔ヱ‐〕【絵漆】

蒔絵まきえに用いる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「絵漆」の意味・読み・例文・類語

え‐うるし ヱ‥【絵漆】

〘名〙 蒔絵(まきえ)模様を描く時に用いる漆。透漆(すきうるし)水分を除き、弁柄(べんがら)を混合する。赤色系にすると黒漆地にはっきり模様が描け、上に蒔いた金粉発色が鮮明。
※蒔絵大全(1759)五「いせ漆に朱を合せて練り〈略〉其上を絵漆(ヱウルシ)とて和らかなる漆あり。是にて下絵通りをぬる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android