絶妙(読み)ゼツミョウ

デジタル大辞泉 「絶妙」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「絶妙」の意味・読み・例文・類語

ぜつ‐みょう‥メウ【絶妙】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) きわめて巧みであること。この上もなくすぐれて巧妙であること。また、そのさま。至妙
    1. [初出の実例]「源亜将軍頻投瓊章。絶妙奇珍、無於世〈略〉橘在列」(出典扶桑集(995‐999頃)七)
    2. 「筆跡絶妙驚目者也」(出典:実隆公記‐長享二年(1488)一二月九日)
    3. 「然るを世人定家卿を尊信するの余りに、後京極の歌の絶妙なる事を知らずして」(出典:国歌八論(1742)準則)
    4. [その他の文献]〔北斉書‐鄭述祖伝〕

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普及版 字通 「絶妙」の読み・字形・画数・意味

【絶妙】ぜつみよう(めう)

はなはだすぐれる。〔北斉書述祖伝〕能く琴を鼓す。自ら吟十弄をる。云ふ、嘗(かつ)て人の琴を彈ずるをみ、寤(さ)めて寫し得たりと。當時以て妙と爲せり。

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