縹渺(読み)ヒョウビョウ

デジタル大辞泉 「縹渺」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐びょう〔ヘウベウ〕【××渺/××緲/××眇】

[ト・タル][文][形動タリ]
広くはてしないさま。
「―たる雪の広野を隔てて」〈鏡花・註文帳〉
かすかではっきりとしないさま。
慷慨こうがい節義の譚に、神仙―の趣を交ゆ」〈露伴運命

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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