羔雁(読み)こうがん

精選版 日本国語大辞典 「羔雁」の意味・読み・例文・類語

こう‐がんカウ‥【羔雁】

  1. 〘 名詞 〙 ( こひつじと、がんの意 )
  2. 中国で、卿大夫が面会する際に、手みやげとして持参する礼物。〔礼記‐曲礼上〕
  3. 一般に贈り物や手みやげをいう。
    1. [初出の実例]「羔雁、閑居不敢帰」(出典菅家文草(900頃)二・柴扉)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐陳紀伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android