義演(2)(読み)ぎえん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「義演(2)」の解説

義演(2) ぎえん

1558-1626 織豊-江戸時代前期の僧。
永禄(えいろく)元年8月20日生まれ。二条晴良の子。足利義昭(よしあき)の猶子真言宗山城(京都府)醍醐(だいご)寺の雅厳(がごん)について得度。天正(てんしょう)4年醍醐寺座主,のち東寺長者。慶長3年豊臣秀吉の醍醐の花見に際して伽藍(がらん)を整備し,聖教や記録を書写・整理する。元和(げんな)9年東寺の後七日御修法(ごしちにちのみずほう)を再興した。寛永3年閏(うるう)4月21日死去。69歳。日記に「義演准后(じゅごう)日記」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android