耳目を驚かす(読み)ジモクヲオドロカス

デジタル大辞泉 「耳目を驚かす」の意味・読み・例文・類語

耳目じもくおどろか・す

世の人々をびっくりさせる。世間衝撃を与える。「―・す大事件」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「耳目を驚かす」の意味・読み・例文・類語

じもく【耳目】 を 驚(おどろ)かす

世の人に衝撃を与える。世間の関心をひく。
続日本紀‐天平神護二年(766)九月戊午「冝令諸国具録歳中修理官舎之数、付朝集使、毎年奏聞、国分二寺亦冝此。不事神異耳目
読本椿説弓張月(1807‐11)前「平家栄華の春をむかへて、氏族(うから)みな高位高官を授けられ、冨貴世の人の耳目(ジモク)を驚(オトロカ)せり」

じぼく【耳目】 を 驚(おどろ)かす

※高野本平家(13C前)三「人耳目(ジボク)をおどろかしたる御昇進とは申しに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android