聖言(読み)せいげん

精選版 日本国語大辞典 「聖言」の意味・読み・例文・類語

せい‐げん【聖言】

〘名〙
聖人のことば。また、天子のことば。聖語
太平記(14C後)二九仁者は必ず勇有り、勇者は必ず仁あらずと、文宣王の聖(セイ)言、げにもと思ひ知られたり」 〔書経‐伊訓〕

しょう‐ごん シャウ‥【聖言】

〘名〙 (「しょう」「ごん」はそれぞれ「聖」「言」の呉音) 仏語。仏のことば。うそいつわりのないことばをいい、これを四聖言、八聖言などに分ける。
私聚百因縁集(1257)四「我見是利の聖言。破戒無戒の衆生をして信を生じ。十声一念に往生疑ひ無し」 〔禅苑清規‐一・受戒

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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