聞猿の稗を揉んだような顔(読み)きかざるのひえをもんだようなかお

精選版 日本国語大辞典 の解説

きかざる【聞猿】 の 稗(ひえ)を揉(も)んだような顔(かお)

  1. 他人の皮肉などを聞こえないふりをして、どこ吹く風とすました顔。
    1. [初出の実例]「内儀の当言(あてこと)いふも、聞猿(キカザル)のひへもんだるやうなる㒵つきして」(出典:浮世草子・好色盛衰記(1688)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android