肥大吸虫(読み)ひだいきゅうちゅう

精選版 日本国語大辞典 「肥大吸虫」の意味・読み・例文・類語

ひだい‐きゅうちゅう‥キフチュウ【肥大吸虫】

  1. 〘 名詞 〙 扁形動物吸虫類の一種。舌状大形で体長四五ミリメートル、幅二〇ミリメートル以上に達することがある。体表棘条があり、腹吸盤が発達している。淡水産のヒラマキガイ中間宿主とし、水牛・豚などの腸に寄生。人にも寄生し、栄養障害・悪性下痢などを起こさせる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「肥大吸虫」の解説

肥大吸虫

 吸虫綱カンテツ目ヒダイキュウチュウ属のブタの吸虫.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android