胆沢町(読み)いさわちよう

日本歴史地名大系 「胆沢町」の解説

胆沢町
いさわちよう

面積:二九七・七五平方キロ

胆沢郡の中部に位置し、北は金ヶ崎かねがさき町・和賀郡和賀町・湯田ゆだ町、東は水沢市、南は前沢まえさわ町・衣川ころもがわ村・一関市、西は奥羽山脈で秋田県雄勝おがち東成瀬ひがしなるせ村に接する。町域西半は栗駒くりこま国定公園に含まれる山並で、経塚きようづか(一三七二・六メートル)焼石やけいし(一五四八・一メートル)よこ(一四七三メートル)獅子ヶ鼻ししがはな(一二九三・六メートル)小胡桃こくるみ(七八二・七メートル)大胡桃おおくるみ(九三四メートル)などが連なり、これらの沢水を集めた胆沢川が蛇行しながら東流、東部の胆沢扇状地では金ヶ崎町との境をなして北上川に流入している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報