胴木・筒木(読み)どうぎ

精選版 日本国語大辞典 「胴木・筒木」の意味・読み・例文・類語

どう‐ぎ【胴木・筒木】

〘名〙
① 太い木材。丸太。〔羅葡日辞書(1595)〕
城壁の上に備えておいて、攻めてくる敵の上に落とす丸太。どうづき。
※岡本記(1544)「城などをせむる時、いし弓とう木などのあたりて」
石垣根石の下に基礎として用いる丸太。
和船腰当船梁または筒関(つつぜき)櫓床のこと。筒関胴木。腰当木。〔薩藩船方定書(18C中か)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android