能濃郷(読み)ののごう

日本歴史地名大系 「能濃郷」の解説

能濃郷
ののごう

和名抄所載の郷。諸本とも能濃と記すが、ともに訓を欠く。現津和野町(大日本地名辞書)、または現日原にちはら町・津和野町に比定される(島根県史)中世に成立した野々のの郷は貞応二年(一二二三)三月日の石見国惣田数注文にみえず、その後木部きべ(現津和野町)などを除く地域に新たに成立したとみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android