脊髄通電法(読み)せきずいつうでんほう(英語表記)spinal electrification

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「脊髄通電法」の意味・わかりやすい解説

脊髄通電法
せきずいつうでんほう
spinal electrification

電極を頸椎部と仙骨部に当てて,数 mAの低周波電流を生体背部に流す電気治療法。主として脳卒中後の片麻痺に利用される。このような通電によって脊髄内に実際に電気が流れるかどうかは疑問であるが,筋肉末梢神経を含めた全体に通電されて,効果が出るものと思われる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android