腰物(読み)コシモノ

デジタル大辞泉 「腰物」の意味・読み・例文・類語

こし‐もの【腰物】

刀剣印籠いんろうなど、腰に帯びる物。こしのもの。
形見とておきて―そのままに返すのみこそさすがなりけれ」〈曽我・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「腰物」の意味・読み・例文・類語

こし‐もの【腰物】

〘名〙 腰に帯びるもの。刀剣、印籠巾着などをいう。腰の物。
梅松論(1349頃)上「一人当千の芸をあらはす間、将軍より直に各御こし物を給し也」

こし‐の‐もの【腰物】

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