腰郭(読み)コシグルワ

デジタル大辞泉 「腰郭」の意味・読み・例文・類語

こし‐ぐるわ【腰郭】

築城に際して、本丸二の丸との間に高低があるとき、本丸の腰部に通路用の囲いを設けたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「腰郭」の意味・読み・例文・類語

こし‐ぐるわ【腰郭】

〘名〙 山城の築城で、本丸から二の丸へ移る間の地形に高低があるとき、本丸の腰に設けた段のある郭。その郭を通って二の丸へ下りる。おびぐるわ。つけぐるわ。
甲陽軍鑑(17C初)品三六「花沢こしくるわのちかくにある、家のうへにあがり」

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