臥木・伏木(読み)ふしき

精選版 日本国語大辞典 「臥木・伏木」の意味・読み・例文・類語

ふし‐き【臥木・伏木】

[1] 〘名〙
① 倒れている木。倒木。
今昔(1120頃か)二九「其の狩地は〈略〉本は臥木共高く」
源平盛衰記(14C前)二一「七八人が程入ぬべき大なる臥木(フシキ)あり」
[2] (伏木) 富山県高岡市の地名。小矢部川河口の左岸にある。古代越中国国府国分寺の置かれた所で、大伴家持国司として滞在。伏木港は明治三二年(一八九九)指定の開港場の一つで、現在は特定重要港湾伏木富山港の一部。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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