臨む(読み)ノゾム

デジタル大辞泉 「臨む」の意味・読み・例文・類語

のぞ・む【臨む】

[動マ五(四)]《「望む」と同語源》
風景場所などを目の前にする。向かい対する。面する。「海に―・んだ部屋
ある事態が起こるようなところに身を置く。そういう時に当たる。出あう。直面する。「危機に―・む」「死に―・む」「終わりに―・んで礼を述べる」
その場所へ出かけていく。特に、公の、または晴れの場所などに、出席または参加する。「開会式に―・む」「試合に―・む」
支配者が被支配者に対する。また、予想できる事態に対応した態度で人に対する。「強権発動をもって―・む」「厳正な態度で―・む」
[可能]のぞめる
[類語]際する向かう迎える直面する当面する

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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