自治紛争処理委員(読み)ジチフンソウショリイイン

デジタル大辞泉 「自治紛争処理委員」の意味・読み・例文・類語

じちふんそうしょり‐いいん〔ジチフンサウシヨリヰヰン〕【自治紛争処理委員】

地方公共団体相互間で紛争が生じた際に、調停審査勧告、処理方策の提示などを行う第三者機関。事件ごとに、総務大臣または都道府県知事が3人の有識者を任命する。市町村に対する都道府県関与について、市町村長や市町村の執行機関からの申し出に基づいて審査を行い、違法または不当と認められる場合には、申し出から90日以内に、都道府県の行政庁に必要な措置を講ずべきことを勧告する。→国地方係争処理委員会

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android