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自由貿易協定 【じゆうぼうえききょうてい】

  • 7件の用語解説(自由貿易協定で検索)

知恵蔵2014の解説

EPAは日本提唱する協定で、特定の国や地域の間で関税サービス貿易の障壁等を削減撤廃するFTAに加えて、投資規制の撤廃や知的財産制度調和など幅広い分野共通ルールを定めるもの。すでに発効しているのが、シンガポール(2002年11月)、メキシコ(05年4月)とのEPA。マレーシアとは05年12月、フィリピンとは06年9月にそれぞれEPAに署名。タイとは交渉中で、大筋合意している。インドネシアなどは交渉中である。韓国との間では03年10月の日韓首脳会談(バンコク)での交渉開始の合意後、交渉がなされたが、04年11月以来中断している。2カ国間のEPAに加えて、ASEANと05年4月から交渉を開始し、05年12月の日本・ASEAN首脳会議で、4月から開始された交渉を2年以内に終える努力をすることで一致した。また06年8月、日本は中国・韓国・オーストラリアニュージーランドインド・ASEAN諸国合計16カ国による経済連携協定構想(東アジアEPA構想)を、ASEAN経済相会合で示した。EUやNAFTAなどの規模をもつ地域主義づくりの第一歩といえる。しかし、ASEANと10年までに自由貿易地域を創設することにしている中国と比べ、遅れをとっている。
( 高橋進 東京大学大学院法学政治学研究科教授 )

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2007」
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知恵蔵2014の解説

自由貿易協定(FTA)とは、特定国の間でモノの関税・貿易制限措置ならびにサービス貿易の障壁原則撤廃する協定。経済連携協定(EPA)とは、FTAに加えて、投資協定知的財産権労働市場開放紛争仲介競争政策等、締約国間の経済制度の調和や経済活動一体化のための広範囲な取り組みを含む協定。FTA/EPAでは、規模の経済、競争条件の改善等による経済効率向上だけでなく、政治外交的な結びつきも強化される効果期待される。世界的にFTA/EPAの締結例が増えているなか、日本も2002年に発効したシンガポールとのEPA締結に続き、05年4月にはメキシコ、06年7月にはマレーシアとのEPAが発効した。また韓国との間でEPAの締結交渉を進めているほか、ASEANとも05年4月より交渉を開始した。アジアを含めた途上国の関税率はいまだに高く、日本にとってこれらの国々と結ぶFTA/EPAの意義は大きい。
( 永田雅啓 埼玉大学教授 / 松尾寛 (株)三井物産戦略研究所副所長 )

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2007」
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知恵蔵2014の解説

特定の国や地域が貿易などの規制を排除し、経済活動の活性化に向けて締結する協定。関税撤廃だけでなく、投資、サービス、知的財産権での政策協調策が盛り込まれるケースが多い。特に東南アジア諸国と域外との間でFTA締結の動き加速している。攻勢が目立つのは中国で、2005年7月にはASEANとの間で合意されていた物品のFTAが発効した。約7000品目について段階的に関税を引き下げる予定で、東南アジアに対する中国の存在感がさらに高まることが予想される。日本とASEAN諸国との間で進められているFTA交渉は単なる自由貿易協定ではなく、投資や人の移動、知的財産保護をめぐるルール作りなども含むため、経済連携協定(EPA)と呼ばれる。07年11月のASEAN経済相会議で日本とASEANとの間のEPA交渉が妥結した。
( 片山裕 神戸大学教授 )

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2008」
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デジタル大辞泉の解説

じゆうぼうえき‐きょうてい 〔ジイウボウエキケフテイ〕 【自由貿易協定】
 
地域間または国との間で、関税量的制限などの貿易障壁を相互に撤廃し、自由に貿易を行うことによって相互の利益を図ることを目的とする取り決め。代表的なものに米国、カナダ、メキシコの間で1994年に発効した北米自由貿易協定NAFTA)などがある。FTA(free trade agreement)。→経済連携協定(EPA) →経済統合協定(EIA)

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監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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大辞林 第三版の解説

じゆうぼうえききょうてい【自由貿易協定】
 
二か国以上の国々の間で結ばれる,関税や数量制限または商慣行の違いなどの貿易障壁を排除し,取引を自由化して単一の経済圏を形成するための取り決め。関税の撤廃による輸入価格の低下をはじめ,輸出の拡大,投資促進などのメリットがある。 FTA 。


(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

自由貿易協定
じゆうぼうえききょうてい
Free Trade Agreement

世界貿易機関 WTOの多国間合意ではなく,特定の国・地域の間で関税・非関税障壁を撤廃して貿易を自由化する枠組み。関税撤廃のほか,投資やサービス,知的財産権など広範な分野での協調策が盛り込まれるのが特徴

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百科事典マイペディアの解説

自由貿易協定 【じゆうぼうえききょうてい】

FTA 」のページをご覧ください。


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自由貿易協定に近い言葉→自由貿易協定(Free Trade Agreement)|自由貿易協定(FTA)|北米自由貿易協定(NAFTA)|北米自由貿易協定|EPA(経済連携協定)/FTA(自由貿易協定)|米韓自由貿易協定|中米自由貿易協定|ヨーロッパ自由貿易地域協定|自由貿易|自由貿易港

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